よく噛める、のその先へ

私のYouTubeのお気に入りチャンネルの1つが、オリエンタルラジオの中田敦彦さんの「YouTube大学」です。

中田さんがさまざまなジャンルの本を読んで分かりやすく要約してくれる、というチャンネルなのですが、非常に解説がうまく面白く、いつも楽しく拝見しています。

リアル読書も大好きですが、どうしても時間がかかるので、実用書などの要約を1時間くらいで聞けるのはとてもありがたいです。

そこで先日見た内容がこちらです。

歯科医師という職業ですが、恥ずかしながら忙しさを言い訳に若い頃から早食いの癖がついていました。そして年齢を重ねるにつれ、徐々に体重も増えておりました。

ちょうどそのタイミングでこちらを見て、ある2つのことを実践したところ、驚くべき変化が身体に起こりました。

1ヶ月で体重が約3.5kg減ったのです!    (病的な減り方ではありません)

何を実践したかというと、それは食事のときに

「野菜をまず食べる」           「食物をペースト状になるまで咀嚼する」

本当にたったその2つだけです。

多くの人が「よく噛んで食べなさい」とか「30回は噛んだ方が良い」とか子どもの頃に言われたことがあると思います。

しかし毎回数えるのは面倒だし、なんとなく聞き流していたりして自分の習慣にはなっていませんでした。

「食物をペースト状になるまで咀嚼する」ことで、自然と咀嚼回数は30回以上になりますし、食事もゆっくりになるので満腹中枢の働く20分を稼げます。消化も良くなるので胃腸への負荷が減ります。

「まず野菜を食べる」ことで、やはり時間を稼げますし、満足感も上がります。不足しがちな野菜の摂取にも繋がります。

結果的に食事の総量が減り、メニューも随分とバランンスのとれたものになりました。

こうなってくると、日々の食事をゆっくり味わって食べることの楽しさが分かり、さらに自分の感覚が研ぎ澄まされてきて食事の内容や睡眠によって”自分の身体の声を聴く”とでも言いましょうか、ここのところ調子がとても良いのです。

「よく噛める」のその先へ、を実感した出来事でした。